きつねの嫁入りブランドの公式WEBサイトです。

イラストの秘密

碧風羽描き下ろしイラストの秘密

きつねの嫁入りイラスト

きつねの嫁入りイラスト

私どもは日本の“食”の伝統や歴史の本質を見つめ、現代風にアレンジした食品を提供していきたいと考えております。それで、古くから使われ不思議な響きを持つ「きつねの嫁入り」をブランドにしています。

そして、「きつねの嫁入り」というはるか昔からの言い伝えを現代の感覚で描いたのがこのイラストです。あなたの近くの稲荷神社のおきつね様(こま犬のような像)も、このイラストのキャラクターが手にするアイテムと同じ物を口にしているはずです。「ご覧になる方に幸福が訪れますように」との願いを込めて描かれた、ありがたいイラストです。

鍵、巻物、稲穂、宝珠をくわえる伏見稲荷大社のおきつね様

鍵、巻物、稲穂、宝珠をくわえるおきつね様(伏見稲荷大社) 筆者撮影

宝珠はおきつね様の「霊力」をあらわしている最も重要なアイテムです。ときには如意宝珠(にょいほうじゅ)とも呼ばれ、意のままに様々な願いをかなえ、病気や苦悩もいやしてくれると信じられています。「恋愛成就」「学業成就」「仕事成就」「万病平癒」などあらゆる現世の願いをかなえるといわれています。

鍵は昔の蔵の鍵の形をしています。「商売繁盛」の象徴であり、蔵が建つほど財産を蓄えるという、まことにありがたいアイテムです。また「金属神」の象徴とも考えられおり、金属にかかわる産業に繁栄をもたらすといわれています。さらには「物事の鍵」の象徴ともいわれ、問題を解決するポイントやヒントをあらわしています。

巻物は神や仏のありがたい言葉を象徴したもので、祈りや知恵をあらわしています。入学試験や資格取得試験などの願いをかなえてくれるといいます。また、「知恵者」の象徴とも考えられており、組織のリーダーやエキスパートなどの守り神でもあります。

稲穂は「五穀豊穣」をあらわしており、「農業神」の象徴ともいわれています。さらには一粒万倍(いちりゅうまんばい)、すなわち一粒の種が万倍となって稲穂のように実るという意味から、「繁栄と豊穣」の象徴でもあり、物事の発展や子孫繁栄をあらわしています。

碧風羽 先生 描き下ろしイラストを使ったグッズ

イラストの狙い

江戸時代に葛飾北斎(かつしかほくさい)や鈴木其一(すずききいつ)が「狐の嫁入り図」という素晴らしい浮世絵を描いています。私どもが新たな「きつねの 嫁入り」をイメージ化するのに、現代であればどんな絵師がいいのかと考え、新進気鋭の人気作家、碧 風羽さんにイラストを依頼しました。江戸時代の浮世絵は庶民が気軽に買えた大衆娯楽ですから、現代だったらクール・ジャパンの先頭を走るマンガ・アニメ系のイラストレーターですよね。碧 風羽さんは漫画誌「Fellows!」の表紙イラストを手掛けるなど、ファンタジックな作風が人気です。今回のイラストは、おきつね様の日本民俗学の歴史 も調べ、お召し上がりになる方、ご覧になる方に、良いことがありますようにとの願いをこめて、イラストの設定をしていただきました。

 

碧 風羽(Midori foo)先生プロフィール

漫画誌Fellows!の表紙のほか、ヴァンガード、シルクロードオンライン、カートゥーンネットワーク、輪環の魔導師などのイラストを手掛ける人気イラストレーター。「碧風羽画集」「碧風羽のSAI+Photoshopで出来る漫画の描き方」「コピックをはじめよう」「キャラ&背景がいきるマンガカラーテクニック」「なぞって上達!マンガキャラ描き方・デッサン」など著書も多数。東京芸大卒、神奈川県在住。

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